幻想世界神話辞典:掲示板
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aibara
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サイト管理人でございます。 サイトのデザインを スマホやタブレットでも操作しやすい みやすいものに変更してみました。 まだ多くのページが旧いフォーマットですが… しばらくは新旧デザインが入り混じること ご容赦ください。 Android、iOS、Windows8.1の標準ブラウザでだいたい問題ないと思います。 ご意見ありましたらお寄せくださいませ
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Date: 2015/10/24/17:28:21
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aibara
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たぶんスマホなどで、トップページをみると 結構ジャマな広告がでていたようです 忍者ツールズのアクセスカウンタのせいですね あんなジャマな広告表示をしているとは… いまさらカウンタなんて要らないはずですがw 一応広告なしのものに変えたました。 ひょっとしたら 他のページでも忍者ツールズのタグ埋め込んであって いらない広告でるページあるかもしれません あったら消しますので教えて下さいね。
近々、スマホ対応のフォーマットに変更しようと思ってます。主なページ アクセス上位200か300を用意できたらアップしていこうと思いますが 気長めにお待ちくださいませ
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Date: 2015/10/14/18:11:46
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鈴鹿御前
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はじめまして。 黒漆大刀の項目が気になりました。
坂上田村麻呂の佩刀は標剣(しるしのつるぎ)と言われる直刀です。 田村麻呂の愛刀に坂上宝剣と銘を彫ったものが皇室御物になりましたが、標剣こそが坂上宝剣かは不明ですね。 いずれにせよ現存していません。
黒漆大刀は鞍馬寺に戦勝祈願の際に、田村麻呂が奉納したものです。 ですので標剣とはまったく別の刀です。 鎮守府八幡宮にも田村麻呂奉納の直刀や弓が残っていますね。 戦勝祈願で奉納されていますので、愛刀というよりかは儀式刀のようなものでしょうか。
ソハヤノツルギは、妖怪退治譚の中で田村将軍の愛刀として出てくる伝承上の刀です。 素早丸等、話の違いで呼び名はまちまちですが、鈴鹿山の大嶽丸を退治した架空の刀がソハヤノツルギ。 家康がこれにあやかってソハヤノツルギウツスナリと彫らせた刀が現存してます。
伊勢の神宮に奉納した血吸(後の童子切安綱)や 鈴鹿御前の三振り(大通連、小通連、顕妙連)を打ち直した刀なども田村麻呂の刀としてありますが。 ソハヤノツルギに比べてマイナーな伝承ですかね。
標剣、坂上宝剣が田村麻呂の愛刀 黒漆大刀が戦勝祈願の奉納刀 ソハヤノツルギが伝承上の刀 こういう感じです
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Date: 2014/12/06/07:53:30
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aibara
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鈴鹿御前さん、はじめまして! 拙文お読み頂き恐縮です 読み直して、書いたときいろんな本の内容から、どうなっとんじゃいと思っていたのを思いだしました。 確かに奉納の刀剣はそのためのもの ソハヤノツルギウツスナリは本に書いてありました。何をうつしたんだろう…と思ってました 私は受容しすぎて孫伝承まで「いいや」と思ってごちゃまぜにしがちで… 一応よくわからない感じの文章にしていましたが、整理できるようとりくんでみます お話よくわかるものです ご意見ありがとうございます
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Date: 2015/01/01/20:50:35
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aibara
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追記… よろしければ、参考資料、書籍名など書いて頂けると嬉しいです。
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Date: 2015/01/01/20:55:54
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鈴鹿御前
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坂上田村麻呂については文献に欠損が多々ありますので、当時の事をまとめた書籍自体が少ないですね。 ですので、それぞれの刀が引用された文献で分けていくといいかと思います。
高橋祟「坂上田村麻呂 新稿版」や、この書籍の参考文献がわかりやすいかと思います。
「標剣」は主に田村麻呂の伝記や歴史書に出てくる刀です。 日本書記や続日本記などの記述を元にしたものですね。 田村麻呂は791年に東海道に派遣され、軍士や武具の点検をしていることがわかっています。 また、蝦夷の蕨手刀に対抗するため、重ねの厚い直刀を作らせたともあります。 その中で、征夷の時に田村麻呂が佩刀した直刀が標剣という名前が出てきます。
「坂上宝剣」は田村麻呂の愛刀が皇室御物になったという逸話として出てくるものです。 田村麻呂の愛刀の峰に坂上宝剣と金彫刻を施し、雷が鳴ると独りでに鞘走る。 藤原忠実が白河法皇に献上した、敦実親王が佩いたため敦実親王の剣とも呼ばれるという話が古今著聞集、古事談、富家語に出てきます。
「黒漆太刀」は田村麻呂により鞍馬寺に戦勝祈願で奉納され、現存している中で当時の直刀がどのようなものかわかるものです。 峰に坂上宝剣と刻まれていない、皇室御物から鞍馬寺に移った経緯が文献にない等、坂上宝剣とは別の愛刀だと推測されています。 また、鎮守府八幡宮にも田村麻呂奉納とされる剣が現存してるように、征夷の戦勝祈願に各地の寺社に奉納していたと思われます。 これらは寺社に問い合わせればわかります。
「ソハヤノツルギ」は御伽話にしか出てきませんね。 田村草子や田村三代記など、怪異退治の中での田村麻呂の刀ですね。
最近の日本刀の書籍では田村麻呂の刀として標剣、坂上宝剣、黒漆太刀、ソハヤノツルギが同一視されて書かれています。 引用元の文献から読み解くと同一の刀とする裏付けがなく、最初に書かれたものを元に広まった事がわかります。
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Date: 2015/01/08/00:26:32
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aibara
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文献、ありがとうおざいます。 いろいろ調べて、よくわからないので、ひとつにまとめてしまいましたが、同じ観点でよくわからないので全部別々に項目をもたせようと思います。文献に関してはおいおい読んでみてまた判断したいと思います。 しかし、作業は気がむいたらおこなうという芸術家なみの怠けぶりがありますので長い目でみまもっていただければと思います。 勉強になりました。ありがとうございました。
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Date: 2015/01/22/21:41:48
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r
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皇室御剣【坂上宝剣】 不明 銘 金字で坂上宝剣 坂上田村麻呂佩刀 所在不明 ・白河法皇や敦実親王なと皇室が重用した ・昼御座の剣であった ・雷が鳴るとひとりでに鞘走る ・現在は現存せず
国・重文【黒漆剣】 直刀 無銘 伝坂上田村麻呂佩刀 京都府 鞍馬寺 ・戦勝祈願に奉納したという ・坂上宝剣ではないという
国・重文【騒速】 大刀 無銘 伝坂上田村麻呂所用刀 兵庫県 清水寺 ・戦勝祈願に奉納したという ・浅い反りをもつ大刀 ・竹を模した太刀金具 ・伝承上の田村麻呂のソハヤノツルギのモデルか?
社宝【鬼神丸(雷除鬼神丸)】 不明 銘 金字で鬼神丸 伝坂上田村麻呂愛刀 静岡県 椎ヶ脇神社 ・二尺五寸 ・地元民の協力で天竜川を渡れたお礼に、神社を創建し愛刀に鬼神丸と名付け奉納したという ・周囲に雷が落ちないので雷除鬼神丸とも ・戦時徴用で焼失か?
【坂上田村麻呂奉納宝剣】 剣 無銘 伝坂上田村麻呂 岩手県 鎮守府八幡宮 ・鏑矢などと共に奉納したという ・両刃で仏教様の装飾?
【坂上田村麻呂奉納刀】 刀 不明 伝坂上田村麻呂奉納 京都府 地主神社 ・坂上田村麻呂が奉納したという
岡山博物館だより39号に黒漆剣と騒速の記述があります
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Date: 2015/04/08/18:56:34
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aibara
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rさん(ですか?) 情報ありがとうございます。 ようやく思いたって黒漆剣と坂上宝剣を別項目にしました。 本来は主義主張、確鉦をお持ちのかたが論文的な、文献の引用箇所も詳細な、第三者が客観的に事実だと思えるものをご用意されて発表されるのが一番ですが… 私が別にしたのは所蔵する鞍馬寺の方に確認して坂上宝剣とは呼ばないということがありましたので。 古事談とか今昔著聞集は近日手元に届くので読むところですが… しかしながら「伝承なんだからよくわからないんだよ」的な私と違い、こだわりをもって説明される皆様には感服も致します。 できれば皆様もネット上にご自身の情報発信の場を設けられたら…と思います。 今後もいろいろお教えください。 お時間かけてカキコミも頂いてありがとうございました。
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Date: 2015/04/11/15:08:20
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r
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主名称:黒漆剣〈/(寺伝坂上田村麻呂佩剣)〉 員口:1口 解説文:平安時代の作品
重文データベースの鞍馬寺の黒漆剣。 読みは登録なしだけど「コクシツケン」だと思います。 拵えが「黒漆大刀拵」なので黒漆大刀と間違えられやすいのかな。 黒漆太刀は直刀だから誤記でしょう。 無銘と表記がないけど無銘かと。
名称:大刀 ふりがな:たち 員口:3口 解説文:(一)は切刃造、(二)(三)は鋒両刃造の大刀である。 これら三口は通常の大刀に比べて寸法がやや短いが、いずれも鎬筋がやや中央により、浅い反りがあることに特色がある。 鍛えは板目肌流れ、刃紋は(二)が細直刃を焼き、他は刃紋がない。 奈良末期から平安時代中期にかけて直刀から弯刀へと変遷する過程のものとして極めて資料的価値が高い。 坂上田村麻呂の大刀と伝え、『集古十種』にも所載されている。 附拵金具十箇
重文データベースの播州清水寺の三振り。 お寺に坂上田村麻呂佩刀奉納の図と略歴あり。 「丹波から毎月参詣し高麿、鈴鹿山の鬼退治を遂げ、観音の霊験を受けた感謝として佩刀騒速と副剣二振りを奉納す」要約 この寺伝から騒速がソハヤノツルギのモデルではないかと。
平泉誌巻之下に「田村麻呂の墓は国家に良くないときに鳴動し、以後の将軍出陣の度に詣で戦勝祈願し、将軍の佩剣は御府に納めて坂上宝剣と云う」要約 黒漆剣や騒速が坂上宝剣と結び付く資料になりませんね。 節刀=標剣で、帰京後に返還した節刀が坂上宝剣なら矛盾はないのですが結び付ける資料もない。
僕は伝承と史実の入り交じる刀が好き。 完全な架空の武器より、神話のような伝承があるとワクワクしますね。 騒速が高麿や鈴鹿山の鬼退治の大刀とかソハヤノツルギまんまの伝承なので、テンション上がります。 妙純傳持ソハヤノツルギウツスナリが、騒速がモデルのソハヤノツルギを写しなのかなと、自分なりに謎を考えたくなります。
新注古事談を注文してみようと思います。 日本刀のブログはもう少し知識がつけばやりたいですな
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Date: 2015/04/12/01:37:24
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r
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Date: 2015/04/12/01:38:36
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aibara
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rさん ありがとうございます 伝承あるってのはよいですよね。 何か いわれがある というのは なんでしょう ヒトは やはり 何かを うけつぎ ひきつぎ うけわたして 生きていくものなのでせう 今回、読んだことの無い文献を読むよい機会にもなりました また教えて頂ければと思います それでは〜 (レスが超絶遅くてスミマセン
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Date: 2015/10/12/16:06:37
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aibara
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日常的にあまり健康がすぐれませんので今までのように更新できないように思います。 モチベーションはありますが、本を読んだり、PCをいじれる時間は短くなりました。 困ったものです。 気が向いたときはがんばれるかもしれません。 物事、気長にとりくみたいものです。
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Date: 2015/03/17/00:11:17
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大関
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はじめまして。いつもサイトを見させてもらい、小説の構想に利用させてもらってます。大関です。
早速質問なんですが、
・インドラ→ヴァジュラ ・シヴァ→トリシューラ ・ヴィシュヌ→チャクラム
等々、インド神話の神の多くは名のある武器を持っています。 だけど、いくら探してもアスラ神族は名のある武器を持っているという文献が無くて…そこで質問ですが、アスラ神族(ミトラやヴァルナなど例外無し)は名のある武器を使っていたのでしょうか?もし、知っているのであれば可能な限りあげてほしいです。
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Date: 2014/07/22/22:50:54
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aibara
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ありがとうございます〜 遅くなりましてすみません そしてアスラ神群の武器…確かに… あまりないようですね… 物語上、ヒーロー側の盛り上げ的に名前のある武器って大事ですよね。悪い側がないのはそういうことかも… ちょっと資料みてまたカキコミします
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Date: 2014/08/13/10:02:15
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大関
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お返事ありがとうございます。 気長に待ってます。
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Date: 2014/09/06/12:29:47
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