おはなしびびえす「男部屋」
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不審人物
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(朝食の支度で、一郎太がなごんでいるころ。
表の路地を、しきりと見回している男が一人。 まだどこかスーツが着こなれていない風体が頼りない。
眉をひそめつ、手にしたPDAにつぶやく)
………鬼門遁行か? 破るの、面倒だなぁ………
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Date: 2010/01/27/01:41:42
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不審人物
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不審人物:(ふいに、何かに後ろ髪をひっぱられたかのように、顔をくるっと背後へ向けた)
………うわ。 なんだかイヤな予感がする。
既視感ばりばり。 ……てことは、こっちの方で間違いなさそう。
……やだなァ……ほんと、やな予感する。 応援よんじゃダメかなぁ……でも、女史、来てくんないだろうなぁ……。
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Date: 2010/01/29/01:02:14
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一郎太
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一郎太: (心のそこから、あふれるように思わず笑った。 駆けてゆかれるお二人の後姿に、目を細める。
閣下の思われていたとおりに。 ここでは、何も考えず、ただ、笑えるようになった。
それも……あの無邪気な豆台風さまたち、あったればこそのこと。
微笑みながら、レンジへ向き直り、フライパンを火にかけた)
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Date: 2010/01/27/00:53:10
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一郎太
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一郎太: (つい、たすきを探してしまうのは、和服の日常の名残だ。
塑良さまをおろして、かわりに卵を取り出した)
くるくるたまごのご用命。 塑良さまもご一緒でよろしいですか?
(こくりとされて、ニコとうなづいた)
では、一郎太、命に代えましても。
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Date: 2010/01/26/23:42:19
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星子・塑良たん
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星子: (ゴキゲンに飛び跳ねた)
くるくるです! そらさんもいっしょじゃないとだめです!
でもでも、 おきがえからですか?かおあらってからですか?
塑良たん: (上機嫌な星子の横で、 きょろきょろ辺りを見回してから、 不思議そうに一郎太君を見上げた。)
かっか…居るですぅ? 居ないみたいな居るみたいな、 何かヘンなかんじですぅ……。
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Date: 2010/01/27/00:21:48
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一郎太
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一郎太: (塑良さまにいわれて、言葉を飲むように沈黙した。天井の方を、見上げるが、その視線は、もっと遠いところを見ている……)
あの御方は…… 本当に、力がおありなんですね。 このような存在の仕方を、私は、知りません。
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Date: 2010/01/27/00:28:57
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一郎太
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一郎太:(星子さまたちに、きょとんとされて、肩をひきあげた。
子供たちを不安にさせるようなことを言ったかと、あわてて笑顔になる!)
さ、くるくる、くるくる、でございますね! 作りますよー!
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Date: 2010/01/27/00:31:26
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星子・塑良
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星子: (一郎太くんの声に、すぐに元に戻った。 くるんと踵を返し、走り出す)
そうとわかれば、おきがえです! れでぃのみだしなみ、ですー!
塑良たん: (まだ不思議そうに一郎太君を見て、 星子の後を追った)
星子しゃんいっつも玉子リクエストですぅ〜。 野菜もたべないとダメですぅ。
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Date: 2010/01/27/00:39:58
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一郎太君・星子
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星子: (ドアが外れる勢いで、 部屋に転がり込んで来た。 パジャマで寝癖頭のまま、しゅたっと手を挙げる)
イチおにーさま! おはようございます! ほしこ、くるくるたまごがいいです!
一郎太君: (入るなりの朝食リクエストに、はっと目を覚ました。 それで、本当に眠っていたと知る。 どこか違和感を抱えながら、目は閣下を探した。 居ない。)
…おはようございます星子さま。 私としたことが、 随分と寝過ごしてしまいました。
(星子に笑いかけ、一緒に部屋を出ながら、 昨夜の事を思い出そうとする。 頭を撫でられてから、ひどくすっきりはしている。 熱に浮かされたような感覚も無くなって、身は軽い。 しかし何かを忘れているような気はするのだが…。
閣下が力の一部を移して 家を護る場の要にされた事も知らず、 冷蔵庫に頭を突っ込んで物色しているタマちゃんを見つけ、駆け出した)
塑良さま! 朝の支度は一郎太が致します。 顔は洗われましたか? まずは星子さまと一緒に、着替えて来てください!
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Date: 2010/01/02/01:05:13
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閣下・一郎太君
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閣下: (結局、部屋から一歩も出ないまま、月が変わろうとしている。
ソファーのひじ掛けに頬杖をつき、半分他所を視ながら寛いでいるようだ。 眠らせた一郎太君を膝に抱き、白い指先はその毛先で遊んでいる。
エリックは掠わせたままで、王子の城へ行った刃も昏睡したままだ。 その二人を媒介に各所を覗きながら、視ているのははるか遠くの洋上。 観戦者のように笑みながら眺めていたが、唐突に焦点を戻した)
…一郎太。 まだ夜は明けんぞ。
一郎太君:
(文字通り寝起きの顔で、寝転んだまま、閣下を見上げる。 休めと命じられ、眠らされていた筈だが、ふとその強制力が緩んだ。 不思議そうに、何度も瞬きをする。)
目が、覚めたもので…。
(ぼんやりと呟く。 その口元に、犬歯がのぞいている)
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Date: 2009/12/25/01:20:40
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閣下・一郎太君
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閣下: (見ているうちにも、二重写しのように、本来の姿が見え隠れしている。 血の契約が薄れてきているようだ。 互いの力が干渉し合い、本人も意識が混濁しているのだろう。 擬似的な血液では契約が長く持たないと分かり、息を吐く。 ちからで心の向きを変えれば、直るまで関わらなければならない。 しかしそんな事は面に出さず、口の端に笑みを刷いた。)
眠れよ。夜はまだ長い。 でなければ、 留守居を頼もうか?
(何か思い付いたように、笑みの度合いを変える。 その手が一郎太君の頭を撫でれば、たちまち本来の姿へ変貌した。 抱き起こせば、少年の姿へと戻る。 眩暈でもしたように、動きを緩慢にしている少年を見て、 満足そうに立ち上がった)
では少し、出てくる。
一郎太君: (頭を押さえ、何とか口を動かす)
畏まりました……。
(その言葉もちゃんと言えたかどうか。 一瞬の強い恍惚感に浸ったように思うが、何しろ座っているのさえ覚束ない。 黒衣が翻ったように思う。 何処へかときく事も思い付かないまま、頭を垂れた)
……お気をつけて。
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Date: 2009/12/28/00:48:42
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